届いた荷物、代金引換で届いたのに心当たりがない！ 悪質商法か、それとも…？
近年、インターネット通販の普及とともに、私たちの生活は便利になった。しかし、その一方で、見知らぬ荷物が届き、身に覚えのない代金を請求されるというトラブルも後を絶たない。今回、筆者の元にも、まさにそんな一件が舞い込んできた。
８月某日、自宅のポストに不在票が入っていた。差出人は、見慣れない運送会社。そして、荷物の中身は、なぜか「健康食品」らしきもの。訝しみながらも、自宅に不在だったため、再配達を依頼した。そして、数日後、待望の荷物が届いた。しかし、その配送伝票には、驚くべき文字が踊っていた。「代金引換」。
「え？ 健康食品？ しかも代金引換？」
筆者は、決して健康食品を注文した覚えはない。ましてや、高額な代金引換で届くはずもない。心当たりのある家族にも確認したが、誰も注文したという者はいない。一体、これはどういうことなのだろうか。
考えられるのは、悪質な業者による送りつけ商法だ。身に覚えのない商品を送りつけ、代金を請求する手口は、古くから存在するが、インターネットの普及とともに、その手口は巧妙化している。このような業者に騙されないためには、まず「注文した覚えのないものは受け取らない」「代金引換で届いたもので、心当たりのないものはきっぱりと断る」という強い意志を持つことが大切だ。
しかし、今回の筆者のケースは、すでに荷物を受け取ってしまっている。このような場合、どうすればよいのだろうか。まず、落ち着いて、消費生活センターや弁護士などの専門機関に相談することをお勧めする。安易に代金を支払ってしまうと、泣き寝入りする羽目になりかねない。
そもそも、なぜこのような悪質な商法が後を絶たないのだろうか。それは、我々消費者の「便利さ」や「安さ」を求める心理につけ込んでいるからに他ならない。しかし、便利さや安さの影には、常にリスクが潜んでいることを忘れてはならない。
今回の件で、筆者は改めて、インターネット通販の光と影を痛感した。便利さの恩恵を享受する一方で、自らの身を守るための知識と、時には断固たる意志を持つことが、現代社会を生き抜く上で不可欠であると強く感じた次第である。
（筆者：〇〇 太郎）
届いた荷物、代金引換で届いたのに心当たりがない…？ 徳島県からの注意喚起！,徳島県
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