富有柿（ふゆうがき）
- 最もポピュラーな品種で、渋抜き処理をして生食される。
- 果肉はやわらかく、甘味と酸味のバランスがよい。
- 長期間保存でき、秋から冬にかけて流通する。
西条柿（さいじょうがき）
- 広島県西条市が原産の干し柿専用品種。
- 渋みが強く、皮が薄くてやわらかい。
- 干し柿に加工すると、ねっとりとした食感と濃厚な甘味が楽しめる。
太秋柿（たいしゅうがき）
- 富有柿よりも大型で、果肉が緻密で歯ごたえがある。
- 甘味が強く、渋がほとんどない。
- 12月頃に出回り、長期保存に向かない。
次郎柿（じろうがき）
- 渋柿で、渋を完全に抜くには長期間の渋抜き処理が必要。
- 果肉はやや硬めで、渋が抜けた後は甘味が強い。
- 11月頃から流通し、干し柿にも利用される。
刀根早生柿（とねわせかき）
- 富有柿よりも早く出回り、9月頃から収穫される。
- 果肉はやわらかく、酸味が強め。
- 生食のほか、渋抜きしてジャムやお菓子に使用される。
その他の注目品種
- 禅寺丸柿（ぜんじまるがき）：渋柿で、渋抜き後はまろやかな甘味が特徴。
- 愛宕柿（おたぎがき）：渋柿で、干し柿に加工すると糖度が高く、しっとりとした食感になる。
- 富有柿 ころ柿：サイズが小さく、皮がつるつるした富有柿の品種。
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