議会予算、国民の税金に謙虚であれ
先日、国会議員に対する通常選挙の開票速報が伝えられた。この結果を受け、一部のメディアからは期待感や改革の必要性を訴える声も聞かれる。しかし、我々一般紙としては、新たな船出を迎える国会に対し、まず、国民の血税である予算の執行について、より謙虚な姿勢を求めるものである。
新たな議会が、国民生活の向上と国の将来のために、いかに効果的かつ効率的に予算を執行していくのか。その手腕が問われることは言うまでもない。しかし、過去を振り返れば、国会議員の活動やその経費に対する国民の目は常に厳しい。政治とカネの問題、そして議員特権とも言われかねない部分への国民の不信感は根強く残っている。
今回の選挙で選ばれた議員諸氏には、国民一人ひとりの声に真摯に耳を傾け、その税金がどのように使われるのかを常に意識し、説明責任を果たす覚悟を改めて持っていただきたい。無駄遣いの撲滅はもちろんのこと、本来であれば国民生活に直接恩恵をもたらすべき分野への予算配分が、政治的な駆け引きや利権によって歪められることのないよう、厳に戒める必要がある。
我々は、新しい議会が、国民の期待に応え、信頼を得られるような政治を実現することを切に願っている。そのためには、まず、国民の税金という重責を担う者としての謙虚さを忘れず、常に襟を正し、国民のための政治を追求していく姿勢が不可欠である。
狭山市からお届け！ 参議院議員通常選挙 開票速報（22時30分現在）,狭山市
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