広報やまたがた、次号も期待！ 地域との「深いつながり」を紡ぐ学生の力
令和7年7月15日号、ウェブ版「広報やまがた」の最新号が発行された。今回も山形工業高校の生徒たちが制作に携わったというニュースに接し、学生新聞として、その活動に心からの敬意を表したい。
「広報やまがた」は、私たちの住む地域の情報を住民に伝える重要な媒体である。その編集、取材、撮影といった実務を高校生が担っているという事実は、単なる課外活動を超え、地域社会における学生の可能性の大きさを雄弁に物語っている。
彼らが地域を歩き、住民の声に耳を傾け、山形市の魅力を再発見するプロセス。それは、教科書だけでは決して学べない、生きた学びそのものだろう。カメラを手に街を駆け回り、インタビューに臨む彼らの姿を想像するだけで、未来への希望が湧いてくる。地域への愛着を深め、社会の一員としての自覚を育む、かけがえのない経験であることは間違いない。
今回のウェブ版最新号も、彼らの熱意と創意工夫が詰まった作品になっていることだろう。情報が溢れる現代において、地域に根差した情報を、若い感性で、分かりやすく、魅力的に伝えることは容易ではないはずだ。それでもなお、彼らは真摯にこの課題に取り組んでいる。それは、彼らが地域社会との「深いつながり」を築こうとしている証拠に他ならない。
私たちは、この「広報やまがた」の活動が、単に高校生のためだけではなく、山形市全体にとっても大きな財産になると信じている。若い世代が地域に貢献する姿は、他の学生たちに刺激を与え、地域への関心を高めるきっかけとなるだろう。そして、住民は、自分たちの街が若い力によって活気づけられていることを実感し、誇りを感じることだろう。
学生新聞として、私たちは常に、若い力、新しい視点が地域をどのように変えていくのかに注目している。今回の「広報やまがた」の活動は、その最たる例と言える。
次号の「広報やまがた」も、そして彼らの今後の活動も、心から楽しみにしている。この活動がさらに発展し、より多くの学生が地域と関わる機会を得られることを願ってやまない。彼らが紡ぐ、地域との「深いつながり」が、これからも私たちの街を豊かにしていくことを確信している。
広報やまがた令和7年7月15日号 Web版（最新号）,山形市
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