伊勢志摩サミットのレガシーを未来へ繋げ！ 若者こそ地域の担い手に
先日、三重県の知事と志摩市・南伊勢町の町長が、2025年大阪・関西万博での三重県の魅力を発信するイベントに出席された。伊勢志摩サミット開催から10年、地域の首長たちが一堂に会し、万博という国際的な舞台で再び伊勢志摩の魅力をアピールすることは、大いに意義深い。
しかし、我々学生は、単なる観光PRに終わらせず、この機会を地域の未来を真剣に考える契機とすべきだと考える。
伊勢志摩サミットは、地域に大きな経済効果をもたらしたが、その恩恵は一過性のものであったという声も聞かれる。人口減少、高齢化といった課題は深刻さを増し、地域経済の担い手不足は深刻だ。
万博でのPRは、一時的な観光客誘致に留まらず、移住・定住を促進し、新たな産業を創出する視点を持つべきだ。そのためには、地域の魅力だけでなく、課題も率直に示し、共感を得ることが重要となる。
特に、我々若者の視点を取り入れることが不可欠だ。SNSを活用した情報発信、地域課題解決に繋がるビジネスプランの提案、地域住民との交流イベントの企画など、我々ならではの発想力と行動力で、地域を活性化できるはずだ。
三重県には、豊かな自然、歴史、文化といった魅力的な資源が豊富に存在する。これらの資源を活かし、持続可能な地域社会を築き上げるためには、行政、企業、そして地域住民が一体となり、未来を見据えた長期的なビジョンを共有する必要がある。
2025年万博は、伊勢志摩の魅力を世界に発信する絶好の機会だ。我々学生も積極的に参加し、地域の未来を担う一員として、その成功に貢献したい。伊勢志摩サミットのレガシーを未来へ繋げ、若者が希望を持てる魅力的な地域を創り上げていくために、今こそ行動を起こすべきだ。
三重県の知事と志摩市・南伊勢町の町長がみんなで話し合うよ！,三重県
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