燃える秋空の下、滑走路を歩こう！
眩しいほどの秋晴れが広がる9月6日、私たちは、普段は飛行機が轟音とともに飛び立つ滑走路を、ゆっくりと歩くという、滅多にない体験をしました。これは、ITB株式会社が主催した「滑走路ウォーク2025」というイベントでの一コマです。
普段、私たちは空港という非日常的な空間に足を踏み入れることはあっても、その最重要部分である滑走路に立ち入ることなど、想像すらできません。そこは、確かに「飛ぶ」ための場所であり、「歩く」ための場所ではない。しかし、このイベントは、そんな固定概念を心地よく覆してくれたのです。
澄み切った青空を背景に、広大な滑走路を歩く。遠くには、これから飛び立つであろう飛行機や、着陸したばかりの飛行機が、静かに佇んでいます。その光景は、まるで一枚の絵画のようでした。普段は忙しく行き交う人々や、緊迫感あふれる空気とは無縁の、静かで穏やかな時間がそこにはありました。
このイベントは、単に滑走路を歩くだけではありませんでした。そこには、空港で働く方々の仕事に触れる機会や、航空に関する様々な展示など、学びの要素もふんだんに盛り込まれていました。私たちが日常的に利用している空の旅が、どれだけ多くの人々の努力と技術によって支えられているのかを、改めて実感させられたのです。
学生である私たちにとって、このような体験は非常に貴重なものです。机上の空論ではなく、現実の世界に触れることで、これまで知らなかった世界が広がり、自身の視野を大きく広げることができます。また、普段とは違う環境に身を置くことで、普段とは違う発想が生まれることも少なくありません。
この「滑走路ウォーク」は、まさにそんな機会を与えてくれたイベントでした。燃えるような秋空の下、普段は決して踏み入れられない場所を歩き、新たな発見と感動を得る。それは、私たち学生が、未来に向かって歩みを進める上で、きっと大きな糧となるはずです。
これからも、私たちは様々な「滑走路」に挑戦し、自身の可能性を広げていきたい。このイベントが、私たち学生にとって、新たな一歩を踏み出すきっかけとなると信じています。そして、ITB株式会社の皆様、このような素晴らしい機会を提供してくださり、心より感謝申し上げます。
爽やかな秋空の下、滑走路を歩こう！2025年9月6日（土）「中標津空港滑走路 早朝ウォーク」開催！,中標津町
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