地球が氷のお布団をかぶったとき ～ これからの生き方、どうなる？ ～
きみたち、こんにちは！今日の新聞は、ちょっとビックリするようなお話だよ。もし、地球が全部、厚ーい氷で覆われちゃったら、どうなるんだろう？
昔々、地球は何度も「氷河時代（ひょうがじだい）」っていう、とっても寒い時代があったんだ。まるで、地球が巨大な氷のお布団をかぶったみたいに、世界中が氷で覆われていたらしい。そんな時代、生き物たちはどうやって生きていたのかな？
このニュースでは、そんな氷河時代に生きていた、初期の生命（しょきのせいめい）のお話が紹介されているよ。彼らは、今とは全然違う、とてつもなく厳しい環境（かんきょう）で、それでも一生懸命生きていたんだ。
想像してみて。太陽の光も届かない、海の底で、火山（かざん）の熱（ねつ）で温められた場所で、化学反応（かがくはんのう）を利用して、小さーい生き物たちが命をつないでいたんだ。まるで、暗闇の中で小さな灯りをともすみたいに、彼らは生きるための方法を見つけ出していたんだね。
このお話から、私たちがお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんから受け継いできた命が、ずっとずっと昔から、色々な困難（こんなん）を乗り越えて、今、こうしてここにいるということがわかるね。
地球は、これからどうなっていくんだろう？気候（きこう）が変わって、私たちがお話するような「氷のお布団」をまたかぶる日が来るかもしれない。でも、心配しないで！昔の生き物たちがそうだったように、私たち人間も、きっと知恵（ちえ）と勇気（ゆうき）をもって、新しい生き方を見つけ出せるはずだよ。
これから、きみたちが大人になって、この地球をどうしていくのか、どんな発見をしていくのか、とっても楽しみだね！今日のニュースをきっかけに、地球のこと、そして自分たちの命のこと、少し考えてみてくれると嬉しいな。
（おわり）
地球が氷のおぶとんをかぶったとき、初期の生き物たちはどこでくらしていたのかな？ ～雪解けの池に隠れていたかもしれない秘密～,Massachusetts Institute of Technology
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