背骨がねじれちゃう！？成長期のお悩み「脊柱側弯症」のお話
みんな、自分の背骨はまっすぐかな？ きっと、ほとんどの人は「うん、まっすぐだよ！」って答えると思うんだ。でもね、世界中には、この背骨がぐにゃっと曲がってしまう病気があるんだ。それが「脊柱側弯症（せきちゅうそくわんしょう）」という病気なんだ。
この病気は、特にみんなのような成長期の子どもたちに多く見られるんだって。背骨がねじれるように曲がってしまうから、見た目では分かりにくいこともあるんだけど、ひどくなると背中がゆがんで見えたり、肩の高さが違ったりすることもあるんだ。もしかしたら、背中の痛みを感じることもあるかもしれない。
「どうして背骨が曲がっちゃうんだろう？」って不思議に思うよね。実は、どうして曲がってしまうのか、はっきりとは分かっていないことが多いんだ。でも、先生たちは、成長期に背骨が速く伸びるときに、何かの拍子にバランスが崩れてしまうのではないかと考えているんだよ。
もし、お父さんやお母さん、先生に「背中が曲がっているかも？」って言われたら、心配しないでね。病院でレントゲン写真を撮って、背骨がどれくらい曲がっているのかを調べてもらうことができるんだ。
病気の程度によっては、そのまま様子を見ることもあれば、背骨の曲がりを直すためにコルセットのようなものを着けたり、場合によっては手術をすることもあるんだ。でも、早期に見つけて、適切な治療をしてもらえば、みんなと同じように元気に過ごすことができるんだよ。
みんなも、日頃から自分の体のことを気にかけてあげよう。お風呂に入るときに鏡で背中をチェックしてみたり、体の調子がおかしいなと思ったら、すぐに周りの大人に相談することが大切だよ。
元気な背骨で、楽しい学校生活を送ろうね！
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