地球を守るルール、みんなで守ろう！
ロシアがEUのルールに反対！ どうして？
地球温暖化を防ぐために、ヨーロッパの国々（EU）は、外国から物を輸入するときに、その製品を作る時に出た二酸化炭素の量に応じてお金を払うようにする「炭素国境調整措置（CBAM）」という新しいルールを作りました。
でも、ロシアはこのルールに反対して、世界貿易機関（WTO）に訴えました。「このルールは不公平だ！」と言っているのです。
どうして不公平なの？
ロシアは、EUにたくさんの物を売っています。もしこのルールが始まると、ロシアはたくさんのお金を払わなければならなくなります。だから、ロシアは「このルールは、EUだけが得をするようにできている」と考えているのです。
地球温暖化って、そんなに大変なの？
地球温暖化が進むと、氷が溶けて海の水が増えたり、異常な暑さや大雨が降ったり、色々な問題が起きます。だから、世界中の国々が協力して、二酸化炭素を減らす努力をしなければなりません。
これからどうなるの？
WTOは、ロシアの訴えを聞いて、EUのルールが正しいかどうかを判断します。もしWTOが「EUのルールは不公平だ」と判断したら、EUはこのルールを変えなければなりません。
僕たちにできることは？
地球を守るためには、一人ひとりができることをすることが大切です。電気をこまめに消したり、物を大切に使ったり、食べ物を残さないようにしたり、小さなことから始められます。
今回のニュースは、地球温暖化を防ぐためのルール作りが、とても難しいことを教えてくれます。でも、みんなで話し合って、協力すれば、きっと良い方法が見つかるはずです。地球を守るために、僕たちもできることを頑張りましょう！
ロシア、EUの炭素国境対策をWTOに提訴：背景と影響をやさしく解説,WTO
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